HA36S ステアリング交換
物置に眠っていたモモステを取付けました。
ボスは前回購入したワークスベル製です。
付属品はこんな感じ。
ちなみに外側はふにゃふにゃです。
まずはエアバッグを外します。
念のためバッテリーからケーブルを外しておきます。
3ヵ所爪ではまってるのを大体このような角度で押せば外れます。見えないので少々
わかりずらいです。
左右2か所と真下に1ヵ所。昔はネジ固定でしたよね。
前からだとこんな角度で押せばよろしいかと。
爪が外れるとバネの勢いでボコッと外れます。
この平端子、爪があるので押しながら抜いてください。
これも黄色の部分でロックが掛かってるので引っ張って持ち上げます。
このように浮かせてコネクタを引っ張れば外れます。
付属品の白コネクタはケーブルが2本出てましたが純正アルトFは1本です。
センターナットはスピンナハンドルで緩めれば一発です。
ホイールナットを緩めるのにこれだけ柄が長いと楽チンで超便利。
で、ここまでは良かったのですがステアリングが外れません。
昔全然外れなくてヘトヘトになるまで力ずくで外したのを思い出しました。
でももう今は無理。そんな気力も体力もありませんし、近所のアストロにGO!
プーラーを買ってきました。
ステアリング側に掛けるボルト穴はM8の並目だったので長さ調整用のボルトを
ホームセンターで入手。
付属のボルトで長さ足りました。
ネットでは簡単に外せるとありましたがこのプーラーでもホントに緩むのかってぐらいに
喰いついてました。
ステアリングが外れたらここの▲マークがズレるとあったのですが確かに簡単にズレます。
テープで固定しつつ、白コネクタを交換。
次にこのコネクタに付属のエアバッグキャンセル用のケーブルのピンを差すのですが
太さが微妙に違ってピンのが幅が広く入りません。
エアバッグ側と比べるとご覧の通り。
仕方ないので少し削りました。右側、やり過ぎました・・・
差すとスコスコで接触不良起こすかも。
ボスにケーブルを通しておいてブチルゴムっぽいテープがあったのでピンが外れないよう固定。
外側のカバーを付けるとコラムと干渉してます。
よく見ると前回ワイパースイッチ交換時にコラムカバーを戻した時カバーの爪が外に
飛び出してます。直しましたが干渉は変わらず、取説見ると切れとありました。
ハサミで切り落としましたが、これがまた難しくて見た目が最悪となってしまいました。
干渉はなくなりました。
ナットを締付てダミー抵抗を収めました。
写真にはありませんがナットにはゆるみ確認の合いマークをマジックで付けておきます。
トルクレンチで取説記載のトルクで締め付けました。記載のトルク値は後日載せておきます。
ステアリングシャフトとボスはテーパー面で締めればいくらでも締まっていきますので
最悪締めすぎてボスが割れる可能性もあります。きちんと決められたトルクで締付ましょう。
ボスの内側にケーブルが当たってるので後日テープで保護してます。
ボスはステアリングと一緒に回るので擦れることは無いと思いますが気持ち悪いので
保護しておきました。
あと、ステアリングの位置を微調できるスペーサがあったのでそれを取付け。
ステアリングを取付けホーンスイッチの端子を付けてホーンをはめ込み完了です。
エアバッグ警告灯は点灯しないので接触不良は回避できてる模様。
位置としてはまだ奥にある感じなのでスペーサでもっと手前にしたいのですがまた次回考えます。
昔このステアリングを取付けた際、6本の皿ボルト中1本を締めすぎて緩まなくなりレンチの
六角穴をなめてしまいました。皿ボルトもテーパー状なのでいくらでも締まっちゃうからです。
電動ドリルでボルトの頭を何とか削り落としましたがかなり苦労しました。
純正と比べ若干小径でいい感じですね。
今回使用した工具です。
純正ステアリング外れず。ダミー抵抗ピン入らず。ボス外側カバーコラムと干渉とトラブル続きで
半日ぐらいかかってしまいました。
付属品のナット、ボルトは使用しませんでした。白コネクターケーブルも不要かも。
バッテリーを外したので燃費計、ラジオの設定等消えてました。